汚ない部屋は、ゴキブリやハエ、ダニなどの衛生害虫が大量に発生します。
これらの害虫は、気持ちが悪いだけではとどまらず菌やウィルスを体にまといながら動き回ることをご存じですか?
そのため、部屋の衛生環境は悪化し、食中毒や胃腸炎など、感染症の原因となるのです。
また、ゴキブリのフンや死骸が空気中に舞い上がり吸い込むと、ぜんそくやアレルギーの原因となります。
アレルギーだけですめば良いですが、アレルギーが悪化し身体を知らない間にむしばみ、大きな病気に繋がる可能性もあります。
ノミやダニなどに噛まれれば、赤い発しんとかゆみに悩まされ、皮膚炎に悩まされたりもすることでしょう。
気づいていないのは自分だけで体臭や洋服が臭い人はいませんか?
換気や掃除をしない汚い部屋は、異臭がしたいるはずなのにとうの本人は鼻が慣れてしまいなかなか気づかないことが現状です。
そのため、周りからは「臭い」と思われているかもしれませんが、周りの人も気を使い「臭い」と言えない状態かもしれません。
お風呂に入っていても、洋服は部屋の臭いがつきやすいので、臭っている可能性がありますので注意が必要です。
汚い部屋にいるだけで鼻がムズムズする、くしゃみが止まらないなどの症状があれば、アレルギー性鼻炎かもしれません。
部屋の掃除をしない汚い部屋では、カビやほこりがたまりやすく、歩くたびに、動くたびにほこりが舞い上がります。
それを吸い込むことでアレルギーを発症します。
くしゃみやせき、鼻水の症状が現れます。
アレルギーの症状は、体の免疫力を低下させるため、今までなんともなかったほかのアレルギーをかかる可能性も増えます。
非常に危険です。
落ち込んだときに、「○○できないのは部屋が汚いせいだ」とか、
「こんな汚い部屋にいる自分はダメな人間なんだ」と
汚い部屋を理由に、ネガティブな感情を抱くことが増えます。
汚い部屋にいると、生活全般がだらしなくなりがちです。
「これでよしとしよう」「まぁ、こんなもんだろう」という口癖、増えていませんか?
ネガティブな思考にあえて部屋の雰囲気に流されてなることは非常に、もったいないものです。
昔から、部屋の乱れは心の乱れというように、部屋が散らかっているだけで心はストレスを感じます。
汚いくらいがちょうどいいと思っているのは勘違いです。
身体は、自分の知らないうちに、ストレスや疲れをため込んでしまいます。
ごちゃごちゃとものがあふれかえる部屋は、気持ちが安定せず、やる気もおこりません。
部屋が散らかるスピードと同じようにイライラが増え、心身ともに疲れ果て、無気力になることでしょう。
単純に考えると、物が多ければ多いほど、危険の可能性、つまり事故や怪我になる要因が多くなることはいうまでもありません。
家具も何もない部屋と、家具一式が揃い、洋服などもたくさん置かれた部屋では、
どちらの方が、つまづいたり、物に当たったり、上から物が落ちてくる可能性が高いでしょうか?
掃除されていればまだしも、いろいろなものが障害物となっているならば、
物が増えれば増えるほど、大なり小なり事故や怪我になる要素が増えるのです。
地震などがきたならばいろいろなものに埋もれ、歩くスペースがないほど散らかっていればつまずく回数も増えることは当然でしょう。
キッチンが汚ければ自炊はできませんし、テーブルが汚れていればご飯を食べるスペースがありません。
立ちっぱなしで食事もできませんから、外食をしてしまいます。
部屋が汚いと部屋にあまりいたくないので外に外出しやはり買い物や交際費などにお金を使ってしまう。
結果的にはお金がなかなか貯まらない生活を繰り返すことになります。
部屋がきれいに片付いていると、何がどこにどのくらいあるのか把握できるようになります。
すると、ものを失くしてもう一度買う羽目になったり、家にあることに気付かず同じものを何度も買ってしまったりすることもなくなります。
キッチンもキレイであれば自炊することもできるでしょう。
部屋にいることが快適であれば外出も減り、無駄な買い物もしなくなるでしょう。
掃除をすることは、出費を減らすことができます。遺品整理も業者に頼むと費用がかかります。
子ども達の為にも無駄な出費をさせないようにさることも大切です。
いらないものを捨てて、無心で部屋を片付けていくと、部屋だけでなく、心もすっきりすることでしょう。
天気が良いなら窓を開けながら掃除をして、家の中の空気と一緒に気分も入れ替えることが大切です。 掃除をこまめに明日からはじめてみませんか?